初めての人は、はじめまして。
いつもブログを読んでくれている人は、ありがとうございます。
やっぱり、サボりぐせが一向に治らない神崎ですー(笑
撥水と防水の違いとは?
撥水とか防水の違い知ってますかー?
クリーニング屋さんに行くと、撥水加工できます!や防水加工できます!
といったPOPを見たり、
おいらもお世話になっておる、
靴販売のABCマートさんでも、撥水スプレーどうっすかー?って
たまに言われて、そのタイミングがグッドなタイミングで
いつも撥水スプレーを使い終わったタイミングでアナウンスしてくれるので
ついつい買っちゃってます(笑
そんな、撥水と防水。
もう一度言いますが・・・。
ぶっちゃけ撥水と防水の違いって知ってますかー?
えっ?水を弾くんだから、言葉違いで一緒のなんじゃ無いのーーー?
って思う方も多いと思いますが、実は言葉の違いだけじゃなくて
機能や、効果、
しかも使えるものまで変わってくる場合も実はあるのです!
生地の表面にフッ素樹脂などを噴霧や塗布し繊維を包む事で水を繊維が弾くようになるため
繊維の中や間に浸透しにくくなる。
繊維と繊維の隙間を完全に埋めるものでは無いため通気性はある。ただし大量の水や水圧がかかる、
水が長時間止まると徐々に染み込んで行く。
生地の上に樹皮の幕を張るってしまい、生地の目も潰してしまうような加工を施す。
ちょうど生地の上に樹皮でラップしているようなイメージ。完全い水を通さないような加工に
なるため、通気性はなし。
はい、どうでしょうか?
撥水と防水にはこのような違いがありますって・・・
ちょっと難かしすぎましたかね?
つまり、
撥水は繊維そのものを樹皮で包んで水に濡れにくくした加工。
防水は生地の上にラップを重ねて水が完全に染み込まないようにした加工
ってようは、
撥水は、水に強くなったけど時間が経てば徐々にしみこむけど通気性が良い。
防水は、水を絶対に通さなくなったけど、通気性が悪い。
って事なんです。
やっぱ、難しいですかね・・・・?(笑
さてさて、そんな撥水と防水の加工や、破水、防水のスプレーですが
実は、ちゃんと用途が明記されてるのってご存知ですか?
撥水、防水は皮革用・衣類/布用・金属用を意識して選びましょう!
って事なんです。
代表的なものを並べると、
「フッ素系」「シリコン系」などが挙げられますが
皮などに使えるのは、フッ素系。
雨合羽やレインコート、傘などに使うとすればシリコン系。
といった具合に、用途に応じて選ばないと
効果が薄いどころか、革製品になればスプレーの液が
浸透しすぎてシミになってしまったり、汚れのような状態になって
撥水、防水どころじゃなくなってしまう場合があります。
特に、革の場合は、防水よりも
蜜蝋入りのオイルコーティングにて防水効果をもたせた方が
良い場合もあるので、革の防水にはちょっとだけ気を使った方が良いと思います。
布製のコートなどに関しては、
直射するとシミになったり汚れのようになったりすることもありますので
撥水、防水スプレーを使う時は、20cm〜30cm離してスプレーするか、
床に置いて、コートの上の空間に噴霧して噴射霧がコートに落ちて付着するように
するとシミにならずに上手にコーティングする事ができます。
あとは、汚れがあるとそれごとコーティングしてしまいシミになってしまうので
できる限り、ブラッシングしたりして汚れを落としてからやるのもポイントの一つです。
という事で、
急な雨や雪でも困らないよう、コートやスーツにちょっとだけ撥水、防水スプレーで汚れ予防するのはとってもおすすめー
って事が言いたかったんだけど・・・・
やっぱ難しくて伝わってませんかね・・・・?(笑