初めての人は、初めまして。
いつもブログを読んでくれている人は、ありがとうございます。
今日は久々の洗剤を語ってみる洗濯ハカセの神崎ですー。
今の世の中洗剤もいろいろあるけれど何が良い洗剤なのか?
結局どの洗剤が私にあってるの?
そんな事を良く聞かれますが、オイラなりに今まで説明したり
調べたり、実験した結果を今日のブログにはまとめて見たいと思います。
今回、比べてみた洗剤は、
一般的な合成洗剤
花王のアタックだったり
ライオンのトップだったり
アリエールだったり
が一般的な合成洗剤であり、スーパーやコンビニ、量販薬局などで簡単に買える。
一番、ポピュラーな洗濯用洗剤と言えますね。
次に
粉石鹸
石鹸で有名なシャボン玉石けんから出されている
粉石鹸。
体に優しいのはこれ!!ってよく聞いたりするものですね。
アルカリウォッシュのような漂白剤成分のみの洗剤
非界面活性剤とか、界面活性剤などの添加物不使用とかそんなうたい方で
出されているものですね。
セスキ炭酸ソーダーが主成分でありシンクの掃除やお風呂の掃除から洗濯にと
なんでも万能に使える洗剤?というよりは薬品ですよね(笑
ママこれいいねなどの酵素と漂白剤が入ったもの
アルカリウォッシュと同じく、非界面活性剤を押し出した洗剤です。
体に優しいや、環境に優しいといったうたい方で販売されてる
洗剤ですね。
これらの4つの洗剤は、
意見がバラバラ。
めんどうだから普通の洗剤が安いし良いわーって言う人もいれば
アルカリウオッシュが絶対キレイ!
酵素洗剤が環境に優しいし肌にも優しいから最適だし汚れもキレイに落ちるわ!
いやいや、粉石鹸が前々から使われてるしキレイになるし、こっちの方が肌にも環境にも優しいわよ!
はいはい。
4者4様の意見が出てきますね。
実際、ネットでいろいろ調べてみると、そんな意見は多々あります。
ちなみに、合成洗剤押してるのは洗剤メーカーが主ですけど(笑
ちょっと調べるだけでも
かなりの大容量の情報で
意見もバラバラだし、各々の足を引っ張る様な
言い争いに見えて果たしてどれがキレイになるのか?
私に合ってるのはどの洗剤か分からなーーーーーーーーーーーーーーい!!
そんな風に疑問に思いつつ
結局、普通の合成洗剤におちついていたりする経験って無いですか?
・・・・ここまでが前振りなんですけど、長がかったすね(笑
いつもならここくらいでブログ終わりますが、ここ中間地点です。
一息ついたら頑張って読んでね(笑
さてさて、
そんなあなたにオススメの洗剤は何でしょうか?
使い勝手が良くて、汚れ落ちが良くて
コスパが良い洗剤で、肌にも優しくて、衣類にも優しい洗剤を探していると思いますが・・・。
正直言います。
あなたにふさわしい洗剤は全部であり、そして全部ふさわしくありませ〜〜〜ん
ズコー。
意味分からないしーって思ったでしょ。
狙って言っているのでキーってなってくれた人
狙い通りです。
じゃあ、どうしてそうなるかと言いますと
正直、
簡単に使えて、キレイになって、コスパも良くて、肌にも優しい、衣類にも優しい。
そして環境にも優しい。
すべてを兼ね備えた万能の洗剤は存在しない
というのが今現時点でのオイラの結論です。
そもそも、
アタックやトップ等の合成洗剤を避けたい理由は何でしょうか?
界面活性剤が肌に悪影響だったりエコじゃない!って理由が主ですよね?
その場合、
粉石鹸や、アルカリウォッシュ、酵素洗剤を
みなさんこぞって押します。
押してる大半の理由が、界面活性剤が入ってないし汚れ落ち良い!
って言い方をしてます。
そこまで界面活性剤が嫌いなのねって思いたくなるくらい
界面活性剤を悪として語ることが多いような気がします。
確かに、
界面活性剤は肌に悪いです。敏感肌やアトピー質の人は要注意
それはオイラもそう考えるし、
すすぎは2回以上がオススメって界面活性剤は果たして?って
過去のブログでも・・・2回?か3回は言ってきた事です。
でも、汚れ落ちが良くなった?
って部分については、オイラ的には?と疑問を残します。
なぜかと言うと
アルカリウォッシュの場合はアルカリ性の働き。
ママこれいいねはアルカリ性と酵素の働き。
粉石鹸は汚れを水に溶かし出す石鹸成分の働き。
これらが汚れを落とす効果を高めている要因になるのですが
手放しで、普通の界面活性剤より汚れ落ちが良いとは思えません。
そもそも、汚れ落ちがそんなに変わるものであれば
各洗剤メーカーが一般的な洗剤に変わる物を出すはずですし
洗剤メーカーも、こな洗剤だけではなく
デリケート用の洗剤や、白いシャツ向けの漂白洗剤などなど
用途に応じて洗剤を作り出しているのです
つまり、用途に合わせた使い方をした方がより汚れ落ちが良いし
それぞれ、アルカリにはアルカリの、粉石鹸には粉石鹸の
良いところや悪いところ
洗剤にはそれぞれのメリットデメリットがあるのです
例えば、
アルカリで汚れを落とす洗剤である
アルカリウォッシュや、そのプラスαの酵素入りママこれいいね。
アルカリウォッシュは上で説明した通り
セスキ炭酸ソーダーがその主成分を構成している製品が多いので
phは9.5くらい。いわゆる弱アルカリ性よりも・・・ちょっと高めのアルカリ性。
ママこれいいねは、過炭酸ナトリウム、過炭酸塩ともいうのが入ってるので
アルカリ度的にはセスキ炭酸ソーダーよりも高めのPH10.5くらい
アルカリ度だけでの汚れ落ちの性能から言えば
ママこれいいねが汚れ落ちは良いって事になります。
が
アルカリ度が強ければ、それだけ
汚れの分解力が早い等の効果であったりするので
水の温度を30度くらいにあげて、少し浸け置きすれば
汚れ落ちだけで言うとさほど変わらないんじゃないのーーーー?って思います。
白いYシャツを洗う場合は熱湯で洗う場合はママこれの方がてっとり早くて
酵素も入ってるし、楽チンってなくらいしかあまり恩恵無いように思うのです
・・・ちなみに、これは汚れ落ちを比べた話なので、総合的なものとは別です。
ママこれいいねを使ってる人、いい製品なんだけど、
汚れ落ちだけで評価をするとそう言った見解です。
でも、これらアルカリ性で汚れを落とす洗剤には気を付けなければいけない所があって
アルカリ押しの洗剤である、アルカリウォッシュやママこれは色柄モノや、衣類の劣化を進める要素があることをお忘れすることなく!
って所です。
アルカリ性が高ければ高いほど、漂白効果が高まりますし
衣類の素材の劣化を早めるリスクが高くなっていきます。
なので、
各メーカーが出しているデリケート洗剤があれば
見て欲しいのですが、こぞって中性で作られてます。
つまり、衣類を痛めにくいのは中性で、そこから離れれば離れるほど
アルカリ度が高ければ、高いほど、色素を攻撃したり生地の劣化が
早まる事が考えられるのです。
正直、シミ抜きをやって実験した事ありますが
アルカリであればあるほど、
生地は弱くちょっとの衝撃で糸が切れたりするのを経験した事があります。
なので、汚れ落ちが高い。などと手放しでは
アルカリウォッシュやママこれをお勧めできる理由にはならないのです。
しかも、
アルカリは温度が高ければ高いほど効果が高まるので
通常の常温で洗った場合は大して汚れ落ちの効果が高まらないなどといった
事も出てきちゃうんですよね(汗
なので、
汚れ落ちも普通の水で、普通の洗濯機で、普通に洗ってたら
飛躍的に汚れ落ちが良くなったって事は・・・。
そりゃー汚し方が良かったのと、素材があってただけなんじゃないのーって事もあるかと思います。
念のため、釈明しておきますが、アルカリだから汚れ落ちは良いはずです(笑
それに、ママこれは酵素入ってるので汚れ落ちのアプローチはアルカリウォッシュより
良いと思いますが・・・
30度くらいは水温上げないと洗剤の効果は未熟です。
・・・・水温あげるのって意外とめんどうだったりしますよね。
お風呂の残り湯使ったりなど・・・
アルカリなので雑菌等の殺菌効果はありますが、
やだなーと思ったりする人も中に入るかもしれません。
なので、
汚れ落ちだけで考えれば確かにキレイだけど、
簡単に使えて、コスパも良くて、衣類にも優しい。
って部分で言うと
他の洗剤が楽だし、衣類にも優しいので
それらを求めてる人には押す事が出来ない洗剤なのです。
なので、
アルカリウォッシュやママこれは、赤ちゃんの衣類を殺菌したり除菌しながら洗濯したい方や、シャツや下着などのアルカリにも強い素材で作られている白い衣類には超おすすめ。だけど、それ以外には注意が必要よーん
という事です。
ちなみに、アルカリウォッシュよりママこれはコスパが悪いです。
良い材料が入ってればそれだけコストは高くなる。
って事もお忘れなく。
・・・・思った以上に長くなっちゃいましたが・・・
あと本当にもうちょっとで結論まで到達できるはずだから、
本当頑張って最後まで読んでね(汗
次に粉石鹸ですが
正直、扱いづらくないですか?
石鹸で汚れを溶かして水に流しやすくしたり、
あのヌルヌル成分が汚れをするりと落としたりなどなど
これまた確かに汚れ落ちはアルカリ剤側に近いものがあります。
・・・ちなみに、粉石鹸にも
純粉石鹸90%以上のものと、過炭酸ナトリウムを混ぜて
アルカリよりにした粉石鹸50%くらいのものがあります
この場合、後者の方は上で言ったようなアルカリだと
色柄衣類やデリケートな衣類には不向きになりますし
粉石鹸って水に完全に溶けて、
モコモコ泡が立ってる状態が最大の効果を発揮する状態なのですが
あそこまで溶かすのって面倒じゃないですか?
お湯でとかセーって場合もあるけど
それも面倒・・・(汗
しかも、オイラのいる島原のような硬水の場合は
別途不純物を作ってしまい洗濯機が壊れる原因になるなど
石鹸って響きはいいけど意外と面倒なこともあるのよーん
って事は知っておくべきだと思います。
結局、汚れ落ちはいいけど、アルカリ剤とはまた違った面倒な部分だったり
合わない事が出てくるって事になるのです。
んで、
最初くらいの話に戻って
各メーカーが合成洗剤を作り続けてる理由にも戻るんだけど・・・。
てっとり早く、コスパ的にも安定しててとりあえず綺麗にしたいなら普通のアタックやトップなどの洗剤がオススメになっちゃう。
って所に戻ってきちゃうのです。
普通の洗剤は界面活性剤が入ってるから嫌
なら、アルカリウォッシュやママこれなどのアルカリだわー
ってなったと思ったら
衣類が痛んだりするから嫌
なら粉石鹸だわー
ってなったと思ったら
使い勝手悪いし
やっぱ普通の洗剤だよねーって
結局のところ良いとこと悪いところを突き詰めてあれこれ考えると堂々めぐりな訳です。
つまりは
どの洗剤であろうがメリット・デメリットがそれぞれ存在して甲乙つけがたし!
最終的な答えなので赤色にしてみました(笑
もうここまで読んだから離脱してもOKよって
ここまで来てそれかよーって突っ込んだあなた
狙いどうりなのでありがとー(笑
でも、今現在のオイラの洗剤に対する評価や考え方は
今まで話してきた通りなのです。
でも、それぞれには
それぞれの特徴があり、洗い方や使い方。
洗いたい衣類を限定していったら
それぞれの洗剤が最高のパフォーマンスを発揮するのもまた事実
だと思うのです。
アルカリ系は白いシャツをより白く清潔にしたい人に。
粉石鹸は普段着から肌に優しく環境を考えてる人に。
普通の洗剤はとにかくパパッと手っ取り早くキレイにしたい忙しい人に。
簡単で単純な特徴いえばそんな感じでわける事も出来るのです。
だから、このブログを見てる人にとって
いろんな人がいるので、
すべての洗剤があってる洗剤であって、あわない洗剤って回答になるんです。
・・・・なので
あなたがどんな風に洋服を洗いたいか、何を優先的に考えて洗いたいのか?
コスパ?
手軽さ?
清潔さ?
汚れ落ち?
全部の事を一発で満たす洗剤は、今のところ無いと思うので
一番優先したい事を実現できるのがあなたにとって相応しい洗剤だと思うのです。
かつて無い・・・。
洗濯ハカセのブログ始まって以来の長文ブログになりましたが
ここまで読んでくれたアナタには、本当感謝します。
みたら見たって言ってくれたら、ワイシャツ1枚くらいはタダで仕上げてあげたいくらい(笑
これからも研究して挑戦して
良い洗剤が見つかったら報告します。
今んとこ頃このブログで紹介した
や
や
はオイラ的には優秀だと思います。
ちなみに、今んところでも汚れ落ちよくて楽な洗剤は
か
トップかアタックだったりします。
やはり、日本人には日本のメーカー。
・・・アリエールは・・・次点かな(汗
では、そろそろ5000文字も超えたし本気で
お疲れまでしたー読んだあなたにも、書いたおいらにも〜(笑