初めての人は、はじめまして。
いつもブログを読んでくれている人は、ありがとうございます。
インフルエンザが流行してまして・・・三年前の正月の記憶が無いインフルエンザを思い出し戦々恐々の神崎ですー
シミ抜きの機械が得意とするものはシミ抜き以外にもある
今日は久々?
に仕事の事を紹介。
クリーニング屋には、何処にでも置いてあると思うんだけど
シミ抜き機ってのがあります。
シミ抜き機って聞くとごっつい機械を想像されるかもしれませんが、
ちっさい、高圧洗浄機と、掃除機で水分を吸い取る機械が連動してる
イメージです・・・。
超わかりづらいっすね。
んで、シミ抜ききが最も得意とするのが
粒子系のシミ抜きー
例えば抹茶のような
粉が大量に付着したシミであれば
結構簡単に・・・。
それこそ処置時間は
5秒程度(笑
はやー
超はやーーーーー!
ってなくらい、速攻でシミ抜きが完了します。
ビフォーがなくて申し訳ないが
シミ抜き中のアフター。
2秒ほどシミ抜きした後の状態。
もう2秒ほどシミ抜きしたら完了なのですが
肉眼で見る限りはここまででも十分だったりします。
以外と、カメラで撮影したりしたらシミが見えたりするので
肉眼以外の道具を使ってシミの状態を見てたりもします。
抹茶の他、すすだったり、百合の花粉だったり、
粒状のシミはクリーニング屋の得意とする所です。
というのも、シミ抜き機は水を使ったシミ抜きもするのですが、
粒状のシミの場合は、水でやっちゃうと繊維の奥に粒を押し込む可能性があるので
水を最初の作業にもっていったら、取れないシミに変わる可能性があります。
家庭で、抹茶や百合の花粉の落としが難しいのはそんな理由っすね。
なので、クリーニング屋さんの場合は、
粒状のシミは、油で落としてます。
油って言っても、
シミ抜き専用に開発された、・・・・油?(笑
溶剤って言っても伝わらないと思うので、油としか言いようが無いのですが
揮発性の高い油を使ってシミ抜きしてます。
水と違って、濡れる状態とは異なるので、
繊維をふやかす事なく、粒子だけ叩き落としてるような状態を作れるので
油を使ってシミ抜きができるクリーニング屋だからこそ、
粒状のシミは簡単に落とす事ができるのです。
ちなみに、このシミ抜き機
シミ抜きする以外にも便利な一面がありまして・・・。
写真のように、
襟元にシワがよってしまった場合
なかなかアイロン掛けだけではシワを取り除く事が難しいのですが・・・。
シミ抜き機で
生地を吸わせながら、水を噴射してふやかして
シワを伸ばしながら乾かす事ができるので
アイロンでかけるよりもキレイにシワを伸ばす事ができます(笑
逆に、、、
シワ加工された生地は、
この原理でシワを伸ばしちゃうので、
シミ抜ききはシワ加工が大の苦手でもあるのですが・・・(汗
クリーニング屋のシミ抜きき、
シミ取り以外にも色んな事に利用できるので、超便利です(笑
と今日は、めちゃくちゃ、
オイラの愛馬であるシミ抜機を褒めちぎった内容でしたが・・・。
とりあえず、インフルっぽくてグロッキーなのでこのへんで・・・
では、では。