初めての人は、初めまして。
いつもブログを読んでくれている人は、ありがとうございます。
今日も熱中症になるかならないかの戦いに勝利を納めた神崎ですー
雨ふりや梅雨時期のクリーニングをカシミアなどを持ち込むのを避けた方がいい理由
昨日の夜中の話。
facebookに名指しでハカセの意見どうですか?
なるコメントが入ってたので見てみたら
「フランネル」のコートをテロテロのフェルトにしたりしないクリーニング屋って知らないですか?
って投稿にオイラにアドバイスを求めるコメントでした。
話逸れるけど、ハカセってだいぶ普及して来てるのね(笑
さてさて、
このやりとりで、
どうして雨の日や梅雨時期にカシミアだったりアンゴラだったり
を持って行くのは控えた方が良いよーって話に及んだかと言いますと
クリーニングに出したらフェルト化したって事は、
高温で乾燥したか、水分による収縮を行わせてしまったかのどっちか
って要因が考えられるのですが、
まぁ、
商品をあまり意識せずに、乾燥機にいつも通りに放り込んでしまったり、
素材を確認せずに、安易に水洗いで洗ってしまったりって
クリーニング屋の失敗もしかりなのですが、
この梅雨の時期は、
クリーニング屋さんがどれだけ気をつけていても、
洗う液体に水が入り混んでしまう可能性があるのです!
洗う液体って水じゃないノーーーー?
って思う人もいるかもしれないのでおさらいしますが、
クリーニング屋さんの場合、
スーツやコートなどの動物繊維の洗濯には
第3石油類っていうなの油でもあるドライ溶剤で洗ってます。
なので、水分が入ってない液体で洗ってるので
動物繊維が収縮したりフェルト化するって事が限りなく0になる洗い方なのですが・・・。
この梅雨時期は、
預かった洗濯物に梅雨どくどくの湿気が大量に含まれてるので
どれだけ注意してても
ドライ溶剤に水分が混ざってしまう事がたまーに起こりうるのです。
まぁ、一般的なスーツ類なら
影響はないのですが、
ほんと一部の、デリケートな衣類たちはとことん
水を嫌うので、カシミアやアンゴラなんかは顕著にそれらの影響がでる衣類が
あったりします。
あっ、うちでは一回一回の稼働前に
水分量が適切か確認してやってますし、怪しくなったら
フィルター交換なるものでできる限り余計な物を除去できるようにしてるから問題はないのですが・・・。
この時期、一回一回の確認てめちゃくちゃ面倒だし、フィルター交換なんてもっと面倒なので
他のクリーニング屋が何やってるかは
正直・・・・わからね(笑
昨日の投稿からフェルト化した!って事はもしかしたら
この時期であればこの影響もあったかもしれないし、
定かではない。
なので・・・
やっぱ梅雨時期にフワフワの素材のカシミヤやアンドラ、ウール系のクリーニング持ち込みはあまりオススメしたくないっすわ(笑
ぶっちゃけ、
この時期は、クリーニング工場内も劣悪環境になるのと
洗濯物の量が半端なく来るので
結構、グワーーーーーーー!
っとてんてこ舞いになってる時期でもあります。
いずれにしろ、梅雨時期のクリーニングはある意味避けた方がいいんじゃねーの?
ってのが今日一番言いたい事なのかもしれません・・・。
てか、オイラがサボりたいだけ?(笑