初めての人は、はじめまして。
いつもブログを読んでくれている人はありがとうございます。
今日は、クリーニングのIT化についてちょっとというか色々話をしてきた神崎ですー。
やっぱり着物は着たら洗うかメンテナンスに出して欲しい理由
お正月に成人式と今年は全国的に天候も安定していたし
着物を着てお正月を過ごしたり、新成人となった方も多いのではないでしょうか?
そんな時、気になるのは
着た着物をメンテナンスしたり洗った方がいいのか?
たかだか数時間程度だし・・・。
汚れてないよね・・・。
って、そんな風に思われがちではありますが
オイラたちメンテナンスのプロから見ると・・・。
意外と汚れてます。
よく汚れる場所としては・・・。
この襟周りの部分。
わかりますかね・・・・?
真ん中の花の間の緑の部分にうっすらと白っぽいのが付着してるのですが、
この指を指してる部分になるのですが
ここにはファンデーションが付着しています。
今回は緑色の着物で明るい色が目立つためはっきりと認識できましたが
色によっては、付いてるか付いてないか良く目を凝らして見ないと
判りづらい場合もあったりします。
まぁ、数ヶ月程度の放置くらいなら
いきなり色が変わるまで変化をすることはありませんが
数年放置していればここの部分だけ色が変わってしまうといったリスクが伴います。
あとは、この袖口周りだったり
袖口の内側なんかも・・・
手にファンデーションってぬるんすかね・・・・?(汗
それらしき痕が付いてる事がたまにあるのですが
この辺りも汚れてないかしっかり確認するのが大切です。
このあいだの成人式に着た時に付いてたシミなので
数十秒程度で落とせるので
オイラのお店だったら、朝飯前でシミ抜き料金は不要レベルっすね(笑
なので、
経年経過してタンスの中やしまった所から取り出して
次着る時に慌てなくてもいいように、着物をきて洗ってない!って人は
今一度、袖周りと襟周りはしっかり、目を凝らしてチェックして見てくださいねー。
ちなみにですが、
もし、着物をきた時に、天候が悪かった場合は、
汚れていなくても、確実に雨などによるダメージを受けてるので
洗った方が無難です。
大切な着物。
メンテナンスすれば何十年先にでも、ずっとキレイに保つことができます。
孫の代にでも着せれるようにこまめにメンテナンスして受け継いでいってくださいねー。
ではでは。