はじめての人は、はじめまして。
いつもブログを読んでくれている人は、ありがとうございます。
1日またまたブログ休んでた神崎ですーさーせん(笑
家で洗うならここまでやってほしいニットの洗い方
先日から、ニットの洗い方に関するお問い合わせを何人かに
いただいたので、もし家でニットを洗ってみたい場合に
家で洗うならここまで徹底して!!
って方法をご紹介。
ただし!これでも縮んだり型崩れする物はあります!そもそも動物繊維系やレーヨンを家で洗う場合は何も影響なしという事はありません。
クリーニング屋で、ニット類を家庭洗いと同じ「水洗い」した場合
どんだけ真剣に注意して洗っても
若干は縮むし、風合いは変わる。
ただ、それを元に近づける機材や薬品と知恵があるから水洗いが
できるのですが、家庭洗いでは「失敗しても元に戻す方法がほぼ難しい」
過去記事で「縮みにはリンス」を紹介はしていますが
あくまでも軽度で済んでいた場合は大丈夫な事もありますが
素材や状況次第でもあり、いちかばちかで試す手段かなーと
振り返って見てみるとそう思うようになりました。
さてさて、ウール系のニットを家庭で洗うのがどんだけ崖っぷちか
理解していただいた所で、めんどーーーなニット洗いの方法のご紹介です。
ニットの洗い方
1・ニットをたたみます。
半分にしてもう一回たたみます。
このくらいかな?
後で、バケツやたらいに漬け込むのですが
それに入るよりもう少し小さいくらいがいいです。
長袖の場合は、こんな感じにたたみます。
うでクロスさせて
もう一回たたむ
ここまでたたんだら
次はバスタオルを準備してください。
たたんだセーターをバスタオルで包んでいきます。
置いたら
ちょうど用意したバケツにはまるように包んでいきます。
こんなバケツに水を張ります。
「必ず水道から出てくる常温で水を汲んで下さい!!」
間違ってもあったかいんだから〜な水入れたら確実にアウトです!
水を半分くらいというか、
バスタオルで包んだセーターの高さよりも倍くらいの水の量でOK
エマール等のデリケート洗剤を
洗剤の裏面に書いてある分量を、入れた水の量分入れて
手で撹拌します。
ぐしゃぐしゃとかき混ぜてOKです。
たらいに突っ込みます。
時間がなかったので、実際の洗う写真撮れてませんが
ズブズブと沈めて下さい。
少し手で軽く押します。
軽く押して手を離してを
数回・・・5回程度繰り返します。
かるーく、かるーくです。
押して離して、洗剤入りの水が、
タオルの中を出たり入ったりするイメージで
かるーーーーーーく、押したり、離したりをします。
その後、3分ほどつけておきます。
カップラーメンが出来上がる程度です(笑
次に、洗剤入りの水を捨てて
軽く手で押しながら脱水します。
ここでもかるーく押しながら脱水してください。
ぎゅうぎゅうに押すのはNGです。
水が滴る状態で構わないので
また、常温の水道水を注いでいきます。
3回ほどかるく押します。
水を捨てたら、また水道水をすすいで
3回ほどかるく押したら、また水を捨てます。
いわゆる
この2回水をすすいで押して捨てるのがすすぎの行為です。
水を捨てたら、
また軽く押して出てくる水を捨てます。
くれぐれも強く押さないで下さい(汗
水は滴った状態で構わないので
新しいタオルに交換して、包んだら
さいど軽く押して下さい。
開いて見て、ニット自体から水が滴らない状態になるくらいで脱水は完了です。
そのあとは、ハンガーで下げるのではなく。
100円均一などに売ってる、平干し用のネットにおいて
平干しして乾燥させます。
日陰で、比較的風通しの良い場所か
サキュレーターを使ってできるだけ早く乾燥させる工夫が必要です。
・・・・。
オイラが推奨するニット洗いの方法はこんな感じです。
もし、ウールを試した場合でもできるだけ影響が出にくくする方法ですが
これでも、縮む物は縮むし、風合いは変わる可能性は
大いにあるってことは、ブログの書き出しでも紹介した通りなので
ニットを洗うときは気をつけなはれやっ!
基本的に、ポリ、アクリルで構成された繊維で作られたニットなら
ほぼ問題なく洗えるとおもいます。
普通のウールや、レーヨンは見てくれの風合いが損なわれたり
うまくいってもちょと縮んだかな?って気づきます。
高品位ウールやカシミアは、洗い上がりの見た目から確実に
悪くなってるはずです。
ニットって言っても、その洋服を作っている繊維で、家庭洗いが可能か不可か別れてくるんです。
今や、ユニクロでは3000円程度からカシミア入りのセーターが買える時代で
セーター1着、500円〜1500円(カシミア入りはたかめ)のクリーニング代が
かかりクリーニングを躊躇されるかもしれません。
なので、安く買ったセーターは着たら使い捨てる覚悟で買って着用する。
1万越えのセーターは、家では洗ったら絶対だめ、クリーニング店に持ってく。
そんな買い方、洗い方をできる限り、
選択のプロとしてはお願いしたいです。