初めての人は、はじめまして。
いつもブログを読んでくれている人はありがとうございます。
去年は今の時期にインフルだったけど、今年はまだインフルになってない神崎ですー。
洗剤や洗濯機に騙されない洗ったら縮むニット縮まないニットの見分け方
なんだか、毎年のごとく、
そして去年の末にも言ってたような、
ブログを書いてたような記憶があるんですが、
この時期多くなる洗濯の悩みといえば
家で洗濯したらニットが縮んだ
って問い合わせだったり、修理依頼だったり、
ブログのアクセスも、ニットが縮んだって内容が多く、
過去の・・・
それこそ、2年ほど前に書いた、縮んだニットの戻し方が大人気。
・・・人気って事は、
縮ませちゃった人が多いって事で
アクセスがあるのは嬉しいが、縮ませた人が多いってのは
なんだか悲しい話。
しかも・・・
今年は、ニットを縮ませちゃったって人がいつもの3倍くらい多い気がするーーーー
一昨年くらいかなー、
ウォッシャブルニットじゃーって事で、家で洗えるニットが多く出始めたり、
去年から、家でニットを洗おう!って事で、
デリケート洗剤が進化しました!
ヨレヨレになるのは、洗わないのが原因。
ニットも洗わなくっちゃ。
ってCMが流れてたりと
ニットの洗い方の紹介ブログや洗い方動画などをみたら、
「ぬるま湯」使ってくださいみたいな記載の仕方をしてる人も多く
縮む要因を余計に増やしてしまってる事が多いなーと感じます。
そんな要因も重なって、今年はニットを余計に縮ませてる人も多いのかなー(泣
って事で、啓発活動を目的として、
今回は、洗い方ではなく、
ニットを家庭洗濯する上で注意して欲しい事というか
せっかくなのでニットはニットでもニットの素材別家で洗ってOKかどうかの切り分けを紹介します!
ずっと語り尽くしたいけど、
文章だけだと混乱すると思うので、
はい!どん!
っと出しましたこの表。
実は、テレビの取材用に作って、ディレクターさんに渡してたのですが
めでたくお蔵入り・・・・(笑
なので、遠慮なく著作権は俺のものだー!って事で
大公開しますが、
上のニットの素材別、家で洗えるか、クリーニングに出すべきかの表
いかがでしょうか?
テレビや、雑誌や、ブログ等で、
いかにも簡単そうに洗えますって紹介してますけど・・・。
それってどの素材かなーって話。
んで、素材や機能によっては、
1回、2回の洗濯は良くても、3回目、4回目で信じられないほど縮んだりと
最近のニットの作りにはよくある話です。
ちなみに、上記の表は、
水に弱い繊維なのか、水に強い繊維なのかを主体にして
家で洗える、クリーニングに出すべきなニットを切り分けてます。
例えば、ウールなどは、基本的にクリーニング推奨なのですが、
それは、ウール自体水につける事で型崩れしやすい、
ウールのキューティクル自体が、水につける事で絡まりやすい。
ウールの繊維に含まれた油が抜けて、ウールそのものが細くなってしまいやすい
って理由で、基本的には、クリーニング推奨ってしてます。
表の関係で、ウール100%とカシミア、アンゴラが同等になってますが、
カシミアアンゴラは、もっと右でも良かったり、
ウールにもメニルウールと呼ばれるような少し上品なウールもあったり、
・・・・メニルはウールより水による影響が大きかったり
ひとえに、ウールと呼ばれても、水に少しだけ強いウォッシャブル加工されたウールがあったり
でもそれって、洗えば落ちるから、
次回までウォッシャブルを保証してくれてるわけじゃないし、、
結果それが、2度目、3度目で縮む要因を作ってたりと
家で洗おう!とは言いつつも、
誰も、そんな事は教えてないなーって事で
良い加減、縮むような洗いではなくて
素材別に、縮みやすいからこうしよう、縮みにくいからこれはこうしようと
ニットも別視点から家庭洗いするしないを判断して欲しいなーって思って
今日のブログは書いてみました。
願わくば、この記事でニット縮ませる人が一人でも減ってくれれば良いなー
という事で、
ニット洗うときは、縮みやすいのか、縮みにくいのか、素材も加味して
家で洗うかどうか・・・・考えなはれやっ!