初めての人は、はじめまして。
いつも読んでくれている人はありがとうございます。
今日は家でまったりとブログ書いてますクリーニング屋の神崎です。
ワイシャツやブラウスの黄ばみやエリ、カフスの汚れをキレイにするクリーニング屋が家庭で実践している裏技
白いシャツはかっこ良くて、オシャレだけど汚れやすい。
特に夏場に着たワイシャツやブラウスはエリやカフスが茶色っぽく汚れたり、黄ばみが出来たりと
ちゃんと洗濯してるのに~!!なんで~!?
ってなる事は無いですか?
もしくは、夏前にしまっていた冬用のシャツにブラウスを、そろそろ着ようと出してみると
エリやワキが黄色く変色してしまってガッカリ。
また、買い替え~~って事は経験ありませんか?
両方ともあると思います(笑
これは、家庭で洗ってる場合は、汚れに対して、落とすためのアプローチが足りないために起こりやすい現象です。
ワイシャツやブラウスのエリやカフスの汚れは普通の洗濯方法では完璧に落ちないため。
時間経過と共に汚れの蓄積で黒ずみが出来る。黄色く変色してくといった事に繋がっていくのです。
洗いのプロである、クリーニング屋が実践しているYシャツの洗い方を
家庭洗いでとことん近づけた方法をご紹介しますので、ぜひ参考にして真っ白でオシャレなシャツをいつまでも楽しんでくださいね。
しかも、方法は簡単で処置したら寝てまって洗濯機にポイッ!なので超楽チンです(笑
□目次
・どうして?普通の洗い方では汚れが落ちにくいのか?
・黒ずみ、黄ばみを撃退するために用意するヒミツ道具!
・寝て待てるほど楽で簡単!キレイになるYシャツブラウスの洗い方
どうして?普通の洗い方では汚れが落ちにくいのか?
なぜ、家庭の普通の洗濯で汚れが落ちにくいのか?
落ちにくい原因をメインで作ってるのは
皮脂汚れです。
・・・はい。
そのくらいは皆さんご存知ですね(笑
ここで念のためおさらいをしておきますね。
この皮脂汚れは、いわば油をまとった汚れです。
油なので、水とは反発します。
しかも、生地と肌が擦れて繊維の間まで入り込むし、油分が入り込んだ汚れを
洗濯時の水から守っているのでなかなか落ちにくいのです。
一見洗剤を使ってるから落ちるんじゃないのか?と思いますが皮脂汚れは手ごわいし。
家庭で洗うときに使う水は、ほぼ常温。
皮脂汚れが落ちやすくなる温度は40度以上になりますので、そこまで洗浄時の水温を上げないと皮脂汚れに対しての洗浄力が弱く。
結果として皮脂汚れが繊維の中に蓄積される事で黒ずみの原因となります。
特に夏場は汗をかき易く、肌からの老廃物が多いので強く黒ずみが付く場合が多いです。
時間が経過と共に、
皮脂汚れの黒ずみが生地を参加させる事で黄ばみとなりエリやカフス、ワキが変色していく原因になります。
実は、皮脂汚れだけではなく、汗にも油分が含まれているので洗濯時にガードされ汗の成分までも蓄積されたりもしてます。
そういう事で
直接肌に触れてる部分、汗をかきやすい部分が黒ずんだり黄ばみが出来たりするわけです。
という事で、そんな頑固な皮脂汚れや汗を落とすための材料を準備していきましょう。
黒ずみ、黄ばみを撃退するために用意するヒミツ道具!
1・ワイドハイター(酸素系漂白剤)
2・食器用洗剤(100均のでもOK)
3・重曹
4・1、2、3を混ぜれる容器。ワイドハイターのキャップでもOK
5・使い終わった歯ブラシ
6・洗面器かバケツ
7・普通の洗濯機
はい!これがワイシャツやブラウスの黒ずみ、黄ばみを落とすためのヒミツ道具です。
・・・普通すぎますね(笑
持ってる人は、普通に持ってると思います。
ワイドハイターや重曹は持ってない人もいると思うので買ってください。
スーパーやショッピングセンター、薬剤量販店等で両方とも安価に手に入る事ができる物です。
歯ブラシは必ず!では無いけどあれば汚れを撃退しやすいです。
洗面器やバケツを持ってない人は・・・水を入れれる深い容器を探してください(汗
洗濯機を持ってない人・・・は、クリーニング店に相談するか友人が持ってればシェアしてください(笑
ちなみに、ハイターの名前だけで漂白剤を買おうとはしないでくださいね。
ハイターにも、酸素系と還元系と塩素系の漂白剤が存在します。
それぞれ名前は違いますが、必ず酸素系漂白剤である事を確認してから試してくださいね。
還元系、塩素系は色柄物には使えないし、塩素の場合は飛び散って他の衣類に逆にダメージを与える危険性があるのでオススメしません。
準備するものが揃ったら早速洗い方を実践してみましょう!
寝て待てるほど楽で簡単!キレイになるYシャツブラウスの洗い方
まずは、食器用洗剤を
汚れが強く付着した部分に塗っていきます。
指で塗るか、歯ブラシ等を使って塗ってください
女性の方でファンデーションが付着している場合は、食器用洗剤の代わりにクレンジングオイルを塗ってみてください。
更に落とす効果が高まります。
ワイドハイターと重曹を1:1で混ぜ食器用洗剤を塗った所に上から塗りこみます。
粉末洗剤が有れば入れる事をオススメします。殆どの粉末洗剤が酵素入りなので
エリやカフスに付いた汚れには効果を発揮します。
酵素入りじゃないと効果を発揮しないので入ってなければ使用する必要はありません。
混ぜた洗剤を歯ブラシでギュ、ギュと押し込んじゃってください。
洗面器やバケツにお湯を張ります。
蛇口を目一杯お湯にして出てくる熱いお湯で十分です。
温度設定が出来る給湯器で低めに設定してないかぎり40度~50度近くのお湯は出てくると思います。
やけどする危険性があるので気をつけてくださいね。
お湯をはった洗面器やバケツにシャツを漬け込みます。
以上の事を夜寝る前にやって、朝まで寝て待ちます。
朝になったら取り出して、普通に、普通の洗濯機で洗います。
洗面器に入った水ごとぶち込んでも構いませんが、色が濃い物と一緒に洗ってしまう場合は
水を絞ってから洗ってくださいね。
これで、エリやカフスの汚れがバッチし落ちて黒ずみ、黄ばみがスッキリ真っ白キレイになっていると思います。
はい!キレイになりましたー。変色しかけてた黄ばみも薄くなってます。
かれこれ、3年以上前の変色したYシャツでしたので取れるかな?って実験でしたがシミが取れました(笑
もし、エリやカフス以外に、全体的に黄ばみが発生していた場合は
お湯張ったバケツに普通の粉洗剤と、ワイドハイターをキャップ一杯分溶いて
同じく、夜に漬け込み、朝まで寝てまつ作業を行うと全体黄ばみも簡単にキレイにできます。
真っ白いシャツなら家で洗えない、絹等の衣類以外は全てに応用できますので
困ってる人は是非実践してくださいね。
夏に頑固な汚れを蓄積したワイシャツも、
冬服しまってて出したら黄ばんでしまったワイシャツも
この簡単に落とせる洗い方でキレイにしてオシャレを楽しんでくださいね。
この方法がもし!メンドクサイ(汗
って人はこの記事で紹介してる洗濯機を買ってみましょう(笑
もしくは諦めて
クリーニング店へ出しましょう!
効果的なノリ付けて汚れが蓄積し難くなります。
という事でこちらの記事も読んでみて下さいね(笑