初めての人は、はじめまして。
いつもブログを読んでくれている人は、ありがとうございますー。
今日は、とある品物の修正依頼を受けてました・・・神崎ですー
ファブってる?ファブって洗おうなんて消臭スプレーの多用は改めて危険だと注意換気するよー
この二つのウールのフェルトで作られた
幼稚園の制服の帽子。
違いについて伝わってます?
左の帽子が正常で、右の帽子が異常。
というのも、
この二つの帽子の違いは、
左は一切ファブリーズなどの消臭スプレーを使用してなくて
右の帽子は消臭スプレーを振りまくって使用した帽子。
何が起こったかというと、
ファブリーズなどの消臭スプレーに含まれる水分や界面活性剤が
フェルトの帽子を
徐々に、徐々に縮ませたり、生地そのものが縮んで硬くなったり。
汚れやら、水分やらを含んでしまった状態で使うもんだから
手でこすったりしてる部分のフェルトが毛羽立ったりと
うん。
消臭スプレーを使いすぎた事で型崩れを起こしちゃったって事ねー
これが綿とか、化学繊維ならここまでの事にはならなかったんだろうけど。
流石に水気を嫌ったりする動物繊維は、顕著に反応したんだろうなーって結果。
消臭スプレーの界面活性剤が汚れに反応して
輪ジミを作ったりするのは良く聞くトラブルの一つだったんだけど、
まさか、まさか、縮みや劣化を誘発させるとは・・・。
そこまでは、思い至らなかったわーって
消臭スプレーコワっ!
ちょーこわーーーーーーー!
でも、消臭スプレーって、いざという時は、やっぱ役にたつから、
緊急でどうしようもない時は、使って欲しいアイテム。
多用して、頼りきりになるのは、超危険って事。
歯磨きせずに、ガムを噛むだけのような事なので、
しっかり、歯磨きするように、匂いだけ消すのではなく
汚れをしっかり落とす、洗濯やクリーニングもやっぱり大切。
って事で、
ファブ・・・おっと、そろそろ名指しで商品言うと
クレーム来そうなので、消臭スプレーって表現にしてますが
まじ、消臭スプレーを使う時は、使いすぎに気をつけてくださいねー。