初めての人は初めまして。
いつもブログを読んでくれている人はありがとうございます。
今日も、汗びっしょりで早く帰って風呂に入りたいとヤキモキしている神崎ですー。
すすぎ1回って本当にすすぎ1回で大丈夫なの?と良く聞かれるので現在の考えをまとめてみた。
このパネルは、
オイラがいつも扱ってる
大きなドラム型のクリーニング専用の洗濯機の操作パネルです。
予洗いからホグシって工程まで入れると
8工程の作業ができる洗濯機って事になります。
ちなみに、今は
ワイシャツ洗いのセッティングをしているので
予洗いからではなく、洗濯から始まる動作に設定されてますが・・・。
ぶっちゃけ、
ワイシャツ洗いの場合、
クリーニング屋では3回も「すすぎ」をやってるのよね
多くな〜い?
でもこれって仕方ないんです。
ワイシャツは白く洗い上げる必要があるので
漂白剤なども投与して洗剤漬けにしてるぶん。
ワイシャツは肌に直接触れる機会が多い衣類でもあるので
洗剤が残留してたらたいへーん。
って事で、洗剤の能力が高めの物だったり、
肌に直接触れるような衣類だったりするものほど
「すすぎ」の回数が3回に設定されてます。
ちなみに、
改めて、機会に設定している
洗いの工程を確かめてみましたが・・・
オイラのクリーニング店では「すすぎ1回」の設定はありませんでしたー
ってあたりまで、逆にすすぎの回数はあえて増やして洗ってたりします。
いかに中性の洗剤であっても
微妙に残ってるだけで、肌荒れしたり
色々と体に害を起こしたりする事があるため
極力、残留を防ぎ、
大切な衣類を預けてくれる方の健康を守る事も
オイラたちクリーニング屋の務めであると考えているからです。
家庭用では「すすぎ1回」でOKって洗剤も中にはあったりもしますが、
界面活性剤の濃度が薄くなると、泡が立たなくなる特性を利用して
結局の所、泡が立たなければすすげてる状態でしょってって事ですまかしているのですが、
実際の所は、すすぎ1回だと結構洗剤の成分が残留していたりします。
なので、
肌の弱い人だったり、
赤ちゃんなんかには特に影響がでる可能性があるので
極力、すすぎ1回で洗濯を済ませるってのは避けた方が良いんじゃないかなーって思う。
そもそも、
すすぎ1回でOKな洗剤があるんであれば、
時間に追われて、ちょっとでも工程をケチりたいクリーニング屋さんが先に実践してるでしょ(笑
それをやってないってことは、
まだまだ、「すすぎ1回」には、それをやらない、やれない。
事があるので
すすぎ1回はやってないって事なのよね。
という事で
すすぎ1回は時短や節約には繋がるけど、肌や体に影響がでる可能性がある。だからオススメしない。
ってのが、今現在のオイラの見解かなーって思う。
さてさて、今日も素手で洗剤を扱いまくって
手荒れしてるので、家に帰ったらしっかり手をケアしよっと(笑