初めての人は、はじめまして。
いつも読んでくれている人はありがとうございます。
今日からお盆休みが終わり、暑い戦いが再開した神崎です。
お盆休み明けの一発目はこんな記事でスタートさせて頂きます。
最近、ブログのネタを考えながら、クリーニング屋について色々おもう事があるんです。
私がいるクリーニング屋が実地しているサービスは、本当にお客様にとって良いサービスなのか?
今日の記事はそんな事を考える中で矛盾しているなーと思う事を書いてみました。
「あなたが出すクリーニング店、預ける時の対応時間は平均どのくらいですか?」
オイラのお店では平均5分~10分程度ぐらいが平均です。
おそらく、あなたが出すお店でもそのくらいの時間じゃないのかな?と思う。
オイラの仕事の一つに「顧客満足の向上」って仕事があるので、対応時間を短くし
スピーディにお客様の洋服を預かるって、前も今も耳にタコが出来るくらい
受付のクルー達に言っています。
ぶっちゃけ、クリーニング店で待たされてイライラするお客様って多いって聞くし
繁忙期になると行列作る店もあるので、受付の時間を極力短くするってのが
「顧客満足の向上」に繋がると思ってました。
でも、接客の時にスピード上げて対応するっていうのが、
お客様のためになってないんじゃないか?って最近思うようになってきたんです。
たとえば、背広の上下を一着預けたとしましょう。
オイラの店に預けた場合は背広1着だと、5分程度でお預かりが完了します。
この5分の中に、背広の検品作業はどのくらいの時間を取ってるのかな?
お待たせしないために、検品時間は1分も無い程度。
ポケットにふくらみがあれば、手を突っ込ませてもらって検品する程度です。
後は表面を眺めて、綻びやボタンが外れていないかを確認しています。
この検品作業、最近では背広1着につき、お客様に確認してもらいながら
10分でも20分でも取るのが本当は一番良い検品じゃないのかな?と思うようになってます。
早く対応した方がお客様の為になる。検品は長くした方がお客様の為になる。
矛盾の発生ですね。
殆どのクリーニング店では、前者を選択していると思います。
でもね。
洋服はあなたからの「預かり物」なんです。
預ける洋服がどんな状態なのか、一緒にじっくり確認作業を行わないクリーニング屋さんってどうですか?
なんか、じっくりと考えると嫌じゃありません?
オイラは自分の洋服を預けるときに、あまり一緒に確認してくれないと不安になり「嫌」です。
カビがあったり、ほころびがあったり、ボタンが取れてたり、ポケットの中身の見落としがあったり
預かった後には色々な事を発見する事が多々あります。
これって本来、お客様と一緒に見て、納得してもらった上でお預かりするべきなんだと思います。
お店によっては、カビ等の対応で、はいっ追加料金!
ほころび直しました、はいっ追加料金!
ボタン取れてたので付けときました、はいっ追加料金!
オイラの店では、さすがに無いけど。
こないだの読売新聞の「料金が不明瞭・・・」ってのを思い返してみると
他のクリーニング屋さんで、そんな料金不明瞭な事が・・・・
あると思います(笑
もしくは、お客様が帰られた後の検品中に、洋服の傷や穴を発見してお客様に電話しお伝えすると
「預ける時は無かった!!そちらで破った事を最初からと言うのか!!」ってトラブルの原因になる事も結構あると思います。
そんな経験ないっすか?
これって、あなたと一緒に確認作業をきちんと、じっくりやっていれば回避できる内容じゃないのかな?
追加料金にしても納得して預ける事出来るし。
傷があったのか、無いのかはっきりと認識した上で安心して預ける事が出来るしね。
それに、工場も安心して洗えるし、仕上げも出来る。
背広一着に10分くらい検品時間を設けて、袖を裏返して裏地に
解れ綻びが無いかまで調べる事が出来るのが、ホント受付時には理想なのです。
まとめ
本当は検品作業を一緒に、きちんとやってくれるお店が良いクリーニング店。
会計やレジ打ちをもたもたしているお店じゃないですよ?
検品に時間を割いているお店って事です。レジ打ちもたもたしているお店はNGです(笑
今までスピーディーにって色々言って来たけど、検品作業について色々と見直す必要が
あるなーとブログ書いていて思いました。
オイラのお客様にも、ファッションを末永く預けてもらった洋服で楽しんでもらうために、
色々と考えていこうと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
今日は1000文字以下にしようと思いって書いてたんですが、1800文字近くになってます
サセーン(笑