はじめての人は、はじめまして。
いつもブログ読んでくれている人は、ありがとうございます。
たまたまTVつけたら、なるほどねーって事をやってたので早速クリーニング屋の見解を書いてみてる神崎です。
今日の日本テレビで放送された
あのニュースで得する人、損する人の中で取り上げられた
乾燥中の洗濯物から火柱が上がった!
「洗った後なのに何で~~~???」ってなりませんでした?
でも・・・。
洗った後でもボディーオイル等が残留しそれが発火の原因になるのは本当です。
洗剤を入れて、洗ってるのになんでー?ってなりません?
テレビではスピードコースで「すすぎ」の回数を減らしたと演出されてましたが
場合によっては普通に洗っても、高い確率でオイルの成分が洗った物に残ってる可能性が高いです。
・・・なぜかって?
簡単です。
水と油は反発するからです
小学校の理科の授業で習う事ですね(笑
洗剤使ってるのになんでー?
って思うかもしれませんが、衣類用の洗剤は食用油やボディーオイルのような油分を多く付着した衣類を洗った場合、
衣類用の洗剤だけでは油分を完全に融解して落とすまでの効果は期待できないからです。
ちなみにオイラのクリーニング屋でも
ガソリンスタンド関係の物で油が付着した物を預かる事ありますが
水洗いだけでは落ちませんでした。
油に対するシミ抜きして落として再度洗いなおします。
クリーニング屋が、こんなに手を焼いてる油なのに
家庭用の洗濯機と洗剤で普通に洗って落ちる分け無い(笑
そういう事なんですね。
まとめ
油分が大量に付着した布製品は発火の恐れがあるので注意する。
油分が残ったまま全自動乾燥機付洗濯機で洗った場合
乾燥まで行くと発火の原因になります。
TVで言ってたように、油分が熱で酸化が進み発火の温度に達する恐れがあるからです。
なので、油分が大量に付着してしまった洋服はクリーニング店に相談するのをおススメします。
乾燥機がついてない洗濯機だと発火の可能性は少なくなりますが
通常空間でも酸化し発火まで行くこともあるらしいので
油が付いた布製品は注意しておく事に越した事は無いと思います。
ついでに