初めての人は、初めまして。
いつもブログを読んでくれている人は、ありがとうございます。
雨降るならおもいっきり降ってほしいと思う神崎ですー。だって中途半端だと暑いんだもの・・・。
汚れ落ちは粉洗剤が良いって言うけどどうしてなのか?
やっぱり、話題としては、
クリーニング屋をやってたり、洗濯ハカセって名乗ってると
梅雨の時期に使える良い洗剤は無いの?
キレイに洗える洗剤は?
って良く聞かれますが、
オイラ的に思うに・・・。
良い洗剤ってよりも、どう洗いたいか?って事で洗剤を選ぶのが大事なんじゃないのかなー
って最近良く思うようになりました。
それでも、今日は、汚れ落ちが良い洗剤について解説していきたいと思うのですが、
ぶっちゃけ、汚れ落ちが良い洗剤とは、
粉洗剤である事は揺るがない事実です(笑
っていうのは、
今までもブログで散々言ってきたし・・・って思い込んでたら、
あっ、最近はテレビCMが液体洗剤ばっかりなので
液体の方が良く落ちると思ってる人も出てきたみたいなので
どうして、粉洗剤の方が汚れ落ちが良いのか理由をキッチリかっちり説明します。
そもそも、
汚れを落とすためには、
洗剤の泡の力だったり、界面活性剤等の油と水を乳化させて洗い流させる力だったり
水そのものの水流の力だったり、
衣類同士を擦り合わせての力だったりと
物理的な事や科学的な事を利用して汚れを落としています。
これに、科学の話である中和を入れる事で
汚れが繊維に付着する効力などを薄くしたり、
科学反応を利用して別の物質に変化させる事で
汚れを落としやすくしてたりもします。
ちなみに、
人間からでる汚れや食べ物のほとんどは
「酸性の汚れ」となります。
食べこぼし、皮脂や垢などなどは全部酸性の汚れです。
これを中和させるためには、
アルカリ性のものを入れてあげれば良いわけですが・・・。
液体洗剤の場合、ほとんどが中性のため酸性の汚れを中和する事はできません。
だから、その発売されているほとんどがアルカリ性である粉洗剤の方が
酸性の汚れを中和できるので液体洗剤よりも粉洗剤の方が
汚れに対して効果的であると言えるのです。
ただ、難点なのは、
とけにくかったり、肌刺激が強かったり、
衣類への影響力が少し強いということ。
なので、
肌の弱い人には、まぁすすぎをすれば大丈夫だけどできるだけ避けて欲しいし、
黒い洋服ばっかり好んで着てる人には、洗剤が強すぎて色抜けが早かったりと
一概に、汚れが落ちが良いからと言って、良い洗剤であるとは限らなかったりするんですよね。
・・・・。
粉洗剤最高ーって内容を書いてるのに・・・。
なんだか、貶し始めてるし・・・(笑
って事で結論。
粉洗剤はアルカリ性なので汚れ落ちは最高。でも用途が合わないとデメリットもあるのでちゃんとどう洗いたいか何を洗いたいかに応じて洗剤は選びましょう!
逃げだけど・・・
今日のブログで言いたい事はそんな事です(笑