初めての人は、初めまして。
いつもブログ読んでくれている人は、ありがとうございます。
地震のアラームが鳴らずに激しく揺れるとそれもそれで不安な神崎ですー
究極のシミ抜きは騙す技術である
たまに聞かれるのですが
シミ抜きがうまいお店ってってどんな所?
って問われた際に
『騙す技術がうまいお店だよー』
と答えるのですが
いまいちわからないと思いますので
今日は実践してみましたー
はい。
この黒いTシャツ。
襟の所がVの字に赤くなってるのが見えますでしょうか?
多分、金属・・・
ネックレスなんかと金属との酸化反応を起こし
色が抜けてしまった。
いわゆる退色が起こった結果だと思います。
そもそも、黒が赤くなったり、黄色くなったりする原因は
黒の色っていうのは、
基本的には色の3原色であり
減法混色にて赤、青、黄色、
正式にはシアン(青みの紫)、マジェンタ(紫みの赤)、イエロー(黄)が3色が
混ざりあう事で光を反射せずに吸収していくようになり黒の色として発色してしまうのです。
んで、
この色たちなのですが、
色味には弱さがあります。
シアンである青色が最も弱く、次にマジェンタの赤、最後に黄色。
基本的にはこの順番で色が抜けていくため
黒が光や漂白で退色していくと、
青が抜けて茶色っぽくなり、赤が抜け始めて、オレンジになり黄色っぽく変わっていくのです。
なので、今回のこのTシャツですが
シミ抜きっていうよりは、色を補色し
最終的には人間の目を錯覚させます!なのでシミ抜きしてません!シミはついたまま誤魔化してます!(笑
ちなみに、今回は
この色、、、つまり緑色を使って錯覚を起こさせるのですが・・・
赤の色の反対側の色を加える事で
赤を目立たなくしつつ、緑は青と黄色が混ざった色なので
赤と混ぜ合わせる事で黒にも近くわけです。
と言う事で色を繊維一本一本に差し込むように
塗っていきます・・・
とりあえず、右半分やってみた状態です。
明らかに、左が赤く、右側の赤色が目立たなくなってきていると思います。
カメラってものすごく優秀なので、カメラまでごまかすの面倒・・・(汗
実際の見た目はもっと黒に見えて赤が目立たなくなってます。
最終的にはってか、
まだ最終ではないのですが、
緑の色を差し込んで赤を目立たせなくしたら・・・。
Tシャツ使ってきた白々した所が逆に目立っちゃいましたね(笑
これどーしよーか?
もっと黒の色彩の発色良くしてごまかすか?
と思ってますが
さすがに、そこまではやりすぎだろうと思ってこのくらいで止めてます(笑
・・・・ね、
なんだか詐欺っぽい修正の仕方でしょ?
なので、目をごまかしながらシミ抜きというか補正していくので
シミ抜きの行き着く先は騙す技術
そう思ってしまうのです。
めちゃくちゃレベル高い方法なんだけどねー。
でも、綺麗になるならこの騙され方ならいいでしょ?(笑