初めての人は、初めまして。
いつもブログ読んでくれている人は、ありがとうございます。
洗濯ソムリエの資格は取りませんが、国家資格であるクリーニング師の資格は取ってる洗濯ハカセの神崎です(笑
かじえもんのニット洗いにちょいと補足を残しておこう(笑
いつも、あのニュースで得する人、損する人を見て今日もなるほどねーって
思うことが多々ありました。
ニットを洗う時は、丈の長さなどをあらかじめ測っておき
乾燥する前に同じ大きさに戻しておけば、ほぼ縮みや伸びが起こらず
洗う事が可能。
確かに、なるほどねーって感じです。
ニットが縮んだりする時のポイントの一つとして乾燥する時、繊維から水分が抜ける時の
状態は、伸び縮みに大きく絡んでてる事でもあるので
洗い終わり、乾燥の前の段階で元の大きさに近づけて干すって事は確かに大切。
とっても良い情報だなって思います。
が、
注意してほしい事や洗剤の事がやや中と半端だったので
このニットの洗い方に補足の情報をブログに残しておこうと思います。
洗濯ハカセとして補足しておきたい事
1)洗剤は中性でもエマールなどのデリケート洗剤がオススメ。
中性洗剤って事で間違いではないのですが、
ニットの場合は繊維の中に油分だったり、加工材だったりと
いろいろ内包されて、あの肌触りだったりふんわり感が出てるのですが
水洗いする事でそれが抜けちゃうので
別途補う事も大切です。
なので、中性洗剤に比べて補える成分が入ってるエマール等がオススメですし
別途柔軟剤を使うっていう手もあります。
番組では、仕上げ剤である柔軟剤の話は出てなかったように思いましたが
見逃しですかね?(笑
2)動物繊維100%(ウール、カシミア、アンゴラ、アルパカ)や
半合成繊維(レーヨン等)は洗う前に、もう一度洗うか否かもう一度考えて欲しいです。
洗濯絵表示で手洗いマークがついてても、家で洗うと激しくリスクが高い事は承知の上でやりましょう。
洗濯ハカセ的には、無難にクリーニング店に任せるのがオススメです。
基本的に、洗濯機に入れて回しても問題ないと思う繊維は、
ポリエステルやアクリル100%のニット衣類です。
これらはネットに入れてゴリゴリ洗ってもさほど縮む事がないので
さほどきにする事なく洗えるのですが
ウールやレーヨンなどは、
素材によって、水に浸けておく時間さえもきにする必要あります。
1回目の洗いでは2〜3分くらい水に浸けても問題なかったものが
3回目の洗いでは1分くらいで縮み始めたりなど、
もしくは、1回目から1分以内に水をきらないと縮んでしまうなど
造りや繊維によって様々です。
よっぽど、衣類や繊維、洗剤、洗濯の手法の知識がないと
コントロールが面倒ですし、超手間なので
動物繊維や半合成繊維は家で洗うって事はやらない方がマシって感じです(笑
3)お湯で袖口を縮める時は手でギュッと絞って脱水しないで!!
縮め方は教えてましたが、水を切る、脱水する時は、
タオルで挟んで丁寧に脱水しましょう。
手でギュギュと握りしめたりすると、風合いがボソボソになる可能性があるので
とにかく丁寧に脱水しましょう!
・・・ポリや、アクリルは丁寧じゃなくても大丈夫ですが(ボソッ
ってところが
今日の放送で気になった部分であり補足の内容でした。
マジで、ガチで、
ニット洗いに失敗して復元依頼が多いので
みなさん、くれぐれも失敗しないように気をつけなはれやっ!
なんども言いますが
家で洗っての失敗は自身の責任となります。
本気で大切なニットなら、オイラのような本当の洗濯のプロである
クリーニング店にお任せするのが1番の方法です。
できるかぎり安くない所が安心のお店のような気もしますが・・・。
あっ、でもオイラのお店のように
ガチガチでやってても昔ながらの感覚で
なるべくお安くーって気持ちでやってるお店もあります・・・(笑
って事でオイラが毎日シミ抜きしたり、洗濯しているクリーニング店への依頼は下記のリンクから(笑
今の時代、宅配で出来るのねって
作った本人が言うなよって感じですよね(笑